「青い光がさすところ」ハイライフ八ヶ岳会場“5つの魅力”地元広報スタッフが完全主観でお伝えします!

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いよいよ「ハイライフ八ヶ岳2022 powered by ソラリズム」開催まで2週間となりました。
「どうしたらハイライフに興味を持ってもらえるだろう?」と模索する中で、やはりハズせないのが会場の魅力をお伝えすること。ただ浮かんでくる言葉といえば「豊かな自然」「澄んだ空気」etc…。その言葉たちに全くの嘘はないのに、どうしても「月並みな言葉」に聞こえてしまう。
そこで辿り着いたのが「どっぷり運営サイドの自分だからこそ、30年間山梨に住んできた自分だからこそお伝えできることがあるのでは」という結論でした。
ご紹介するのは「ハイライフ八ヶ岳会場“5つの魅力”」準備に尽力する運営スタッフを、そして30年間この八ヶ岳を見つめてきた地元の広報スタッフの目線でお伝えしたいと思います!

魅力その①
“何でも作っちゃうスーパー大工さん”小田切さんが創る「森と音が響き合う野外ステージフロンティアフォレスト」

野外ステージ「フロンティアフォレスト」を語る上で欠かせない存在が、ステージ制作担当“何でも作っちゃうスーパー大工さん”小田切さんでしょう。
小田切さんと初めてお会いしたのは数ヶ月前のミーティングで、非常に物腰の柔らかいイケてる大工さんの印象でした。「そんな小田切さんの一体何がスーパーなの?」と思っていた矢先、数日後に「とんでもない鰻屋さんを立てちゃった」との報告が。

「Blowin’ in the Wind」

なんとボブ・ディランの名曲を名乗った鰻屋さん。そうして何を隠そうオーナーはハイライフ八ヶ岳実行委員長の三上さん。
元々お蕎麦屋さんだった建物をフルリノベーションした店内がめちゃくちゃかっこいいんです。細部にまで光る技と、驚きの発想で施された装飾はまさに常識はずれ。「小田切さんじゃなきゃこんな店できなかった」と話す三上さんが印象的でした。
「ステージを開拓者の部屋みたいにしたい!」そんな無邪気な注文に、「いいね!作れるよ!」と即答する小田切さん。こうしている今も自ら資材を探しにあちこち飛び回ってくれているそうです。

新しいハイライフにふさわしい「開拓者の部屋」は一体どんな仕上がりになるのか!自然豊かな野外ステージに施される素晴らしい装飾もぜひ楽しみにしていてください!

ハイライフ八ヶ岳実行委員長が出店したとんでもない鰻屋さん「Blowin’ in the Wind」のページはこちら

無茶な注文にも「作れるよ!」の返事しか聞いたことないスーパー大工の小田切さん

魅力その②
ミッチェさんのVJがまた観れる!異次元空間の「映像と音が響き合うクラブワンダーラスト」

屋内ステージ「クラブワンダーラスト」の魅力といえばなんと言ってもクリエイティブ・ディレクターミッチェさんによるVJでしょう!
ミッチェさんといえば「気がつけばなんか作ってる」「気がつけばSNSに自作の戦車の模型をのせている」「気がつけばオフィスの工事までしてる」生粋のクリエイティブ・ジャンキー。WEBサイトの制作からデザイン、そしてハイライフのステージを彩る「VJ」までやってのけてしまうスーパーマンです!

【インタビュー】VJ mitchel|ハイライフを彩る「VJ」とは?VJ mitchelとハイライフの出会い

僕が初めてミッチェさんのVJをみたのは2021年12月に開催された「ハイライフ・エクスプレス」。
演奏に合わせ、様々なグラフィックがフロアを縦横無尽に駆け回る。情景的でありながら、アドレナリンをキリキリと刺激してくる紋様たちの隊列に、脳天を突き抜けるような興奮がほとばしったのを覚えています。ステージ一点を見つめる真剣な眼差しは、いつもと違う“VJ mitchel”の顔でした。

八ヶ岳に異次元空のクラブがやってくる!注目のMCやDJのプレイと一緒にミッチェさんのVJが観れる!クラブデビューの方もそうでない方もハイライフで一緒に踊り明かしましょう!

VJしてる時のミッチェさんのご表情が真剣そのものでかっこいいんです

魅力その③
五味さん兄妹が本気出すとこうなるんです。未知数のワクワク感MAXの発酵サーカス!

「発酵サーカスって一体何?」と思っている人、結構多いのではないでしょうか?それもそのはず、どんなサーカスが広がるのか未知数なんです。ただ一つちゃんとわかっていることは「五味さん兄妹が本気で作ってる」ということ。
五味さん兄妹は山梨県で150余年に渡り醸造業を営む老舗味噌屋さん「五味醤油」の6代目。てっきり「寡黙な醤油屋さん」かと思ってたけど、会ってみたら「陽気な味噌屋さん」でした。

特にキャラが強烈だったのがお兄ちゃん。ミーティングと題した飲み会で大人のジョークを連発していたお兄ちゃんですが、実は発酵の世界では有名なすごい人だった・・・。なんかカッコよくないですか?表では「マジな顔」見せずに愉快に振る舞って、陰では職人としてひたむきに本気で発酵と向き合ってる。今回そんな五味さんが本気でハイライフに力を貸してくれている。全国に広がる五味さん兄弟の発酵ネットワークから、仲間たちが駆けつけてくれる。五味さん兄妹が本気出すとこうなるんです。

フードもドリンクもトークも本気の発酵サーカスが登場します。美味しいし楽しいし最高に決まってる!未知数のワクワク、一緒に体感しませんか?

甲府のまちのおみそ屋さん「五味醤油」のページはこちら

発酵サーカスをはじめとする出店者一覧はこちら

真ん中の陽気な人がお兄ちゃん。すぐ左後ろの人が妹さん。ここから本気出します

魅力その④
とにかく“快適・上質”な空間。とにかく懐が深い。まさに「女神のような会場」

ハイライフと「女神の森」の出会いは、2021年9月に開催した配信イベント「ハイライフ八ヶ岳 AIDラジオ」。コロナの影響で急遽決まった配信ライブにも快く対応してくれた会場の皆さんには本当に感謝しています。
そのご縁で開催したハイライフの冬企画「ハイライフ・エクスプレス」では有観客イベントを実現。「とにかく設備が綺麗」「周辺の景観が美しい」「上質な空間」とたくさんの好評をいただきました。「野外フェスのインフラに少し抵抗が」なんて人も心配いりません!プチ潔癖の僕でも快適に過ごせる素晴らしい会場なんです!

そして何より嬉しいのが、スタッフの皆さんがとても協力的なことです。無茶な要望にも「やりましょう!」「きっとできます!」と、前のめりにイベント作りを楽しんでくれる。こんな懐の深い素晴らしい会場は稀有だと思っています。
まさに文字通り「女神のような会場」。八ヶ岳の懐に抱かれながら“快適・上質”な2日間を過ごしましょう!

魅力その⑤
縄文から八ヶ岳はすごかった。多様な文化が発酵する「歴史・美食・アートの町」

※写真はイメージ

縄文フェチの僕からの余談ですが、会場となる北杜市小淵沢を含む八ヶ岳周辺地域は全国でも有数の遺跡群なんです!「畑に縄文土器のかけらや、やじり(黒曜石)がゴロゴロ落ちていたのを拾って遊んでいた」なんてエピソードを以前近所の方から伺いましたが、それだけこの地に太古からたくさんの人々が集まり、様々な文化を発展させていった歴史があるということ。実は近年縄文時代から「発酵食」を食べていたのでは!という学術的な説もあるらしく、今回「発酵」をアイデンティティに取り入れることになったのも何かの縁を感じています。
そんな長い歴史の中で豊かな文化を発酵させてきた八ヶ岳周辺地域には、ハイレベルなグルメや、美術館、体験工房などのスポットが点在しています。ハイライフ八ヶ岳をきっかけに「歴史・美食・アートの町」を丸ごと楽しんでみてください!

おすすめグルメ情報サイト:PORTA(ポルタ)このひと皿に出会いたい | 山梨県北杜市の夜ごはん8店はこちら

おすすめアート情報サイト:八ヶ岳アート&クラフトネットワーク「おらんうーたん」のページはこちら

八ヶ岳の歴史・文化を知るなら:北杜市埋蔵文化財情報WEB

気づいたらここに向かっていた
「青い光がさすところ」「みんなに会えるところ」

ここからは少し私ごと。
幼い頃から夏といえば東京に住む親戚をこの小淵沢に連れていくのが定番イベントで、当地から北杜市には「非現実的な場所」という印象がありました。
その印象は大人になってからも変わらず、何かに悩んだり、何か自分なりの節目の時には北杜市に来るのがいつからか習慣に。何をするでもない、ただ北杜市に来るということが一つ特別なことでした。
何故気がつくと北杜市に車を走らせていたのだろう。そんな疑問に答えをくれたのは結婚を機に北杜市に嫁いだ姉の言葉でした。

「この地域では太陽の光が“青い”気がする。光が清々しく、澄んでいる気がする。」

自分がこの地域に引き寄せられていたのはそれなのかなと、ストンと腹の底に落ちました。「豊かな自然」「美しい山々」「澄んだ空気」etc…。それらでは伝えられなかった「この地域の魅力」。それを表す自分なりの言葉は「青い光がさすところ」

そして最近はもう一つ「みんなに会えるところ」という印象が加わりました。いつかのミーティングで「地域は人」ってミッチェさんが言ってたの、実はすごく感動した。この地域に足を運ぶのは、地域の人々、友達、久々に会う仲間たちと一緒にフェスを楽しみたいから、「みんなに会える」からじゃないのかな。少なくとも僕はそう。

ここでしか感じられない光に包まれながら、非日常の上質な空間で音楽やグルメを楽しんでほしい。そして来年も再来年もこのハイライフに会いにきてほしい。そんな想いで準備を進めています!
これだけの魅力が詰まったイベント楽しいに決まってる!運営スタッフ一同、個性豊かな仲間で皆さんをお待ちしていますので、ぜひお越しください!

(長々と乱文失礼しました! 野呂瀬 亮)

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