9/10「ハイライフ八ヶ岳2022 powered by ソラリズム」
フォトレポート｜starRo、Ryu Matsuyama、ermhoi with The attention please、GREEN ASSASSIN DOLLAR、鬼の右腕などが集った新しいハイライフの幕開け

9.10(土)1日目の開催を終えたハイライフ八ヶ岳。新しい会場、「発酵サーカス」などの新しいエリアなど、全く新しいハイライフの姿がありました。これまでとは一味違ったハイライフの姿を写真と共にお伝えしていきます。

Photo by 平林岳志/古厩志帆

「フロンティアフォレスト」ではRyu Matsuyamaが、「クラブワンダーラスト」ではUQの演奏が始まり、新しいハイライフ八ヶ岳がスタート

今回のハイライフは森と音が響き合う野外エリア「フロンティアフォレスト」、映像と音が響き合うクラブエリア「クラブワンダーラスト」の２エリアにステージを分け、それぞれカラーの違うステージパフォーマンスが繰り広げられました。

「フロンティアフォレスト」のトップでステージに現れたのはRyu Matsuyama。爽やかな日差しが注ぐ会場に鍵盤の音色が響き周囲を囲む森の中に歌声がこだまし、新しいハイライフ八ヶ岳のスタートにふさわしい演奏が始まりました。

今回初の試みとなる「クラブワンダーラスト」のトップバッターUQがステージに現れ、VJとステージ背景の美しい緑が折り重なった幻想的な空間が広がります。スタート直後のまだ涼やかなホールの中に重低音のビートがこだますると、会場のお客さんも少しずつ体を揺らしはじめます。

ermhoi が小林うてな 等を迎え「with The attention please」として登場、発酵サーカスでは勝井祐二のバイオリンが響く

ermhoi with The attention pleaseがサウンドチェックを始めると会場の空気は一変。その伸びやかな歌声と小林うてな等を迎えた演奏が会場をつつみ、昼と夜の間の和やかな時間を涼やかに演出しました。

今回新しく登場した「発酵サーカス」では勝井祐二のバイオリンを手に取り、子どもたちが元気に遊びまわる会場内にエレキバイオリンとはまた違ったその音色を響かせました。
発酵食を中心としたフード・マーケットやドリンクを楽しむみなさんの姿も見られ、ステージエリアとはまた違う新しいハイライフの姿が広がりました。

GREEN ASSASSIN DOLLARのステージでクラブワンダーラストはチルアウトなムードに、発酵サーカスでは続々と発酵トークを展開

舐達麻などさまざまなアーティストにビートを提供しているGREEN ASSASSIN DOLLAR のビートが響き始めるクラブワンダーラスト。宵闇に重なるVJの色合は一層と濃くなり、緩急のついたスローなビートを相まったチルアウトな空間を演出しました。若い年齢層のお客さんが会場には多く訪れ、例年までのハイライフと違った空間が広がります。

発酵サーカスの魅力はフードやドリンクだけではありません。バックパッカーを経て、地方移住し、地方創生やSDGsに関わる総合計画作りやプロジェクトの新規立ち上げている荒井慶悟をMCに迎えたトークブースでは、starRoや勝井裕二、フォーハーツカフェの大木貴之、そして発酵サーカスのプロデューサーである五味醤油、五味仁などによる発酵トークも大いに盛り上がりました。

フロンティアフォレストでは鬼の右腕、クラブワンダーラストではstarRoが新しいハイライフ1日目の最後を飾ります

独特の衣装を身に纏った鬼の右腕のメンバーがひんやりとした夜の空気の中に現れ、VJ演出と共に演奏をスタート。荘厳な雰囲気を纏いながらもパーカッショナブルなそのリズムに重なる竿物の音色。唯一無二のその演奏に合わせ白い鬼が２体現れると会場はこの日1番の盛り上がりを見せました。

クラブワンダーラストでは海外を拠点に名だたるアーティストの作曲を手掛けるstarRoがステージに上がり演奏をスタート。「音楽を大切に、自然体でいることが大切」。そう話す彼のビートがこの八ヶ岳の地と共鳴し、会場を揺らしていきます。
本開催にあたって“発酵”というテーマで多大な協力を寄せてくれたstarRo。彼のビートが明日へとその響きを繋げます。

また明日、新しいハイライフが生まれます

今日1日で全く新しいハイライフ八ヶ岳が始まり、明日へバトンをつなげます。本開催のヘッドライナーであるタカシタブラカシ
（ハナレグミ×U-zhaan）をはじめ、MCのOMSBやRyohu、オオヤユウスケなど豪華なラインナップが登場。
会場では当日券も販売していますので、会場へお越しください。

明日のタイムテーブル