ハイライフ八ヶ岳で2020年だから生まれた新しい姿をお伝えします。【配信の不備のお詫び】

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【配信の不備のお詫び】
配信動画について、ライブ配信時に音声トラブルが発生した一部アーティストの動画パートを削除し、配信内容を変更させていただいてます。運営側のミスにより、お聴き苦しい部分を苦渋の判断で削除しましたこと、アーティストとご視聴の皆さまにご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。

今回、コロナ禍の中からの音楽フェスの新しい姿を創り出そうと、ハイライフ八ヶ岳がスタッフ関係者、出演アーティスト皆さん、そして3000人の参加者みなさんと共にした二日間は、新しい挑戦でもありました。

オンライン開催として動画配信もその一つとしての試みでしたが、1日8時間を超える長時間にわたり複数ステージからの生配信を維持することについて、私たち主催者としての想定が足らず、また開催後の確認や連絡についても不十分で、アーティストはじめとした皆さんにはご迷惑をおかけしました。重ねてお詫びします。
野外会場ゆえの回線環境の厳しさ、コロナ対応など重なる中でのギリギリの主催体制など、マイナス要素も多くありましたが、これをしっかりと反省材料として今後に進みますので、どうぞよろしくお願いいたします。

■ハイライフ八ヶ岳での新しい姿の中から

今回、コロナ禍の中からの音楽フェス開催への挑戦の中で、新しいあり方の姿がそこかしこで見られました。
また、ハイライフ八ヶ岳そのものが進化していく新しい試みもありました。
こちらの写真にある、新形コロナ感染抑制への対応はその最たるもので、ニュースタンダードとしてこれからのフェスの新しい姿を見せられたのではないかと思います。
一方で入場時の待ち時間がどうしても長くなるなど、ご不便をかけるところも少なくなかったことはお詫びいたします。

また、ステージ前の密集を避けるためのキャンプ椅子の使用は、お洒落で落ち着きもあると好評で、設置コスト的にもなんとか頑張れるレベル(すべてのお客さんの数は無理なのですが)なので、コロナ禍をきっかけに各地のフェスの姿として定着していく予感があります。

 

■地域との関係性もより深いものに

またコロナ禍の故にという意味では、地元地域の皆さんとの関係性もより深くしっかりとしたものとなりました。開催の実現へ感染抑制への呼びかけや運営を信頼していただくためのコミュニケーションを丁寧に進めた結果です。
北杜市長 渡辺英子さんのフェスのステージへのご登壇はその象徴的なものでしたし、既にお伝えしているように地元マスメディア、地域メディアの皆さんもとても好意的に丁寧に、ハイライフ八ヶ岳の開催を取り上げて応援してくださりました。

 

■さらに新しいフィールドとステージの姿も

また、コロナ禍とは関係なく、フェス自体の進化として取り組んだものにも着実な成果があり、あらたにリフトに乗って移動が必要な会場の上部に設置した「焚き火ステージ“光”」はとても好評で想定以上のお客さんを集めました。
同じくDJ starRoが出演した、2日目朝イチの「絶景プログラム in 清里テラス starRo DJライブ」は、写真のような幻想的に真っ白な雲の中に包まれ、音楽そのものを純粋に感じる場になったと、starRoの音楽性の深さを含めたあの環境だからこその体験の場として評価していただく声をいただき、主催者としての意図を超えた、標高1900mの会場だからこその音楽フェスの姿だったと感じています。

 

■霧に包まれた二日目の姿もまた素晴らしいものでした

DJ starRoの雲の中でのプレイを皮切りにした開催二日目のフェス会場は一日中、霧に包まれるというか、うすい雲の中にあるような会場コンディションでしたが、ある意味これが絶妙に美しくもあり、写真のとおり会場の雰囲気やステージの照明効果などを増幅するような心地よい不思議な絶景をさまざまに見せてくれていました。
また、こうした姿の中でも1500人の参加者が一日中たえず動き続けるフェスらしい活気があったことも、特筆すべきハイライフ八ヶ岳だからこその姿だったかと思います。

来年また、ハイライフ八ヶ岳でどんな絶景フェスの姿が広がるのか、新しいネイチャーとカルチャーが、どんなカタチで縦横するのか、期待と共に一歩一歩すすんでいきたいと願っています。